気がかりではあるものの、面倒くさいゆえに後回しにしたいもの、触れたくないものは、誰にもあるものだと思います。
オヤジの場合(たくさんあるように思いますが)、裏庭の朽ち果てた木枠です。
木枠の山をなんとかせねば!
この土地に引っ越した当初、冬囲いを作るのに知り合いからたくさん木枠の余ったものを頂いてきました。
目的は達成したものの、製作後に残った木枠の屑の捨て場所に困り、裏庭にとりあえず積んでおくことにしました。
果たして10年後、そこにタラの木が地下茎を伸ばしてにょきにょき生えてくるようになり、うれしい反面、タラの芽採りにその朽ちかけた木枠の山に足を入れづらく、邪魔だなあと思っていました。
(まもなく楽しめるタラの芽のおいしさについては、こちらの記事をご覧ください。)
ちょっと引っ剥がしてみると、こんな釘のついた木片が原型を保っているではないですか!
ここに足を踏み入れるのは危険です!
木材の山はスズメバチの温床にもなる!
面倒くさがっている場合ではない、と思うようになった理由は他にもあります。
敷地内の木枠をほったらかしに積んでおいた別の場所に昨年スズメバチが巣を作り、ちょっとした騒ぎになったことがありました。
気温が高くなり始めた6月頃だったか、木材を片づけようと何気なく蹴っ飛ばしたら、そこに野球ボール大のスズメバチの巣があって、巣から数匹のスズメバチが出てきたのには肝をつぶしました。
すぐ保健所に電話して駆除してもらい、事故もけがもなく済みましたが、スズメバチは地上にも巣を作るのだということがわかりました。
巣を作りやすい環境をつくってはいけませんでした。
畑を作るのが最優先で常にほったらかしにしてきた「負の遺産」をもういいかげんに片づけなければいけない!と思いたちました。
よし、片づけます!
掘り起こしては、釘のついた木片、どさくさに紛れて投げ込んだ細い木の枝、太い枝に仕分けしていきます。
木の枝はとりあえず離れた場所に積んで、細かく刻んで堆肥にしようと思います。
手前は釘のついた木片です。
こんなにあったのです!
釘のついた木片がやっかいです。
一輪車に載せ、倉庫わきの作業しやすいスペースに移動します。
ここです。
GWは天気が思わしくない年が多いです。
今年も例にもれず、ですが、畑仕事の出来ない日の仕事として、釘と木材の分離作業を後日したいと思います。
終わりました!
良く踏み込んで確かめながら、釘が残っていないことを確認します。
踏み込めるようになりました。
半日で終わりましたが、大変な作業でした。
草ぼうぼうになったら絶対にできない作業です。
この時期に取りかかれて良かったです。
細かな枝も残っていますが、木が朽ちて落ち葉も加わり、ちょっとした堆肥の層になっています。
畑に使えるかもしれません。
タラの芽の収穫もしやすくなるかな?