北海道では、お盆を過ぎればもう秋、などと言われています。
オヤジの住む道央地域は、夏は気温が30度を超える真夏日もけっこうあり、温暖化の影響なのか、近年は本州並みの暑さでクーラーが欲しくなるような日も多くなってきました。
そうです。日本最北の地、北海道では、クーラーを設置してある住宅の方が珍しいのです。
もっとも、そんな風に感じるのは年に何日かでありまして、8月に入れば、とたんに秋の気配です。
畑をトンボが飛び交い、カエルやヘビも見かけなくなってきます。
秋は秋の作物があって、収穫もピークになるのでうれしいのですが、その前に、今年は夏野菜を堪能できていないんですよ!
夏野菜カムバック!
6月から7月にかけての低温と多雨で、お日さまの助けが足りなかった露地の夏野菜はいまだ成長途上です。
露地の、トマトの雨よけ屋根です。
カラスが入って悪さをしないよう、かみさんがロープを張ってくれました。
しかし、まだ熟していません。
品種は「世界一」。
固定種です。
今年初挑戦です。
同じに露地植えしたミニトマトはぼちぼち収穫できていますが・・・。
例年に比べると、遅いです。
露地のトウキビは、ほんとなら今ごろ収穫しているのに・・・・
穂がちらほら見えている程度です。
雌花に声をかけます。
「おーい、早くしないと雪が降ってきちゃうぞー!」
余った苗を露地の空きスペースに植えた、玉ねぎ。
本スペースと同じくらいの玉サイズ。
家族が草取りしてくれました。
まだピンポン玉程度の大きさです。
夏のお楽しみ、だったはずの枝豆ですが・・・
ようやく、さやが出てきたところです!
オヤジんとこでは、夏の「枝豆にビール」は難しいですが、今年は輪をかけて遅いですなあ・・・。
上手にできず、毎年四苦八苦のスイカ。
今年も枯れちゃった、と思いきや、ふと見ると、野球ボールくらいの実が3つほどできています。
1カ月遅かった!
これはハウスの中ですが、ツルムラサキ。
暑くならないと成長しません。
6月中旬に植えたのですが、お盆過ぎてこれでは、もう期待できないでしょうか?
それでも収穫はあります!
近年まれにみる作況ですが、そんな中でも、ほそぼそと露地の収穫ができており、食卓にのぼるのを見るのはうれしいものです。
手前左から、札幌大長ナンバン、スジナシインゲン。
奥は、ミニトマト、モロッコインゲン、キュウリ「黒サンゴ」。
混色のズッキーニ(露地の黄色と緑色が交配したか?)
ハウスのトマト(桃太郎)、ハウスのパプリカです。
パプリカは追熟させて、マリネにします。
肉厚で、とても美味しいです。
6月に露地植えした夏大根。
必要な時に少しずつ、すが入らずに収穫できています。
紫花豆と、白花豆。
支柱をすっぽり覆いつくす緑を見ると、ほっとします。
植物の力を感じますね。
雑草だらけでわかりにくいですが・・・
今年初挑戦の、ビーツです。
暑さに弱い、とのことで、7月下旬に露地植えしました。
大きく育ってくれるかな?
ゴーヤも、緑のカーテン化してきました。
今年も、ゴーヤチャンプルーを食べるぞ!
オクラも順調に収穫できています。
いまや食卓に欠かせない夏野菜です。
ハウスのトウキビは、なんとか食べれる大きさになってくれました。
このくらいの大きさです。
最初に自家製堆肥を少量混ぜ込んだ程度で、追肥はしていません。
端っこは不ぞろいですが、実が入っています。
こんな感じです。
念願の、キャンプでのバーベキューに我が家トウキビを使うことができました。
焼きトウキビは、とても甘くておいしいですよ!