風もなく、雪も降らない一夜が明けました。
はあ、きょうは除雪のために早起きしなくてよかったなあ、と喜ぶのは早いのです。
こういう日こそ外で何かが起こっています。
オヤジが植えたサクランボの木。
ん?近づいてよく見ると・・・・
うおおおっっ!何者かにかじられています!!
手塩にかけて?ここまで大きくなった、タラの木も!
無残にかじられまくっています!
わあーん!!せっかく苦労して剪定したブドウの芽がああああっ!
どこのだれなのだあああ!
足跡がくっきり残っています。
蹄のようです。
糞も、し放題です。
なんということでしょう!やりたい放題ですね。
吹雪の夜はやってきませんが、少し出歩きやすい穏やかな夜に、動物は山から下りてくるようです。
彼らを責めることはできないのですが、せっかくここまで大きくした木をだめにされるのは勘弁してほしいなあ。この後、木をネットでぐるぐる巻きにして、シカが皮をかじりにくくしたり、その場その場で工夫してみました。
何度もやられていますが、ちょっと不思議に思うことがあります。
オヤジんとこだけかもしれませんが、いろんな木をシカはかじりに来るのですが、1本を集中してかじってだめにするようなことはしないんじゃないか、と思うことがあります。確かにやられはしていますが、完全に枯れてしまった木はまだありません。(農家さん、ただの推測ですので、まちがっていたらごめんなさい!)
もしかしたら、シカは来年も食べれるように、意識的に皮を食べつくさず残して、来年も食べに来ようと思っているかのようです。
まあ、ここら辺のシカさんはあまり食べ物に困っていないだけなのかもしれませんが、いずれにしても、共生というものの重みがずしんとのしかかる、動物さんの来訪です。