北海道のオヤジんとこの地域は、5月に入って雨の日が数日しかありません。
気温も高く、今日も真夏並みの30度超えを記録しています。
北海道の佐呂間町では、5月の気温としては全国最高の39.5度を記録したそうです。
何ということでしょう!
いったいこの高温少雨、半年経った時にオヤジの畑にどんな結果をもたらすのでしょう?
野菜には水やり、ハウスの換気など、気遣いの多い、この頃の気候です。
ただ、果樹や庭の草木ににとって、この暑さはとても居心地の良いもののようです。
今年もタンポポの独壇場でした!
タンポポは、今年も咲き放題でした。
タンポポの根っこを炒って、コーヒーのような飲み物にして飲める、と言われます。
試したことがないので、いつか挑戦したいと思っています。
しかし、食用として使う量を超えて、毎年びっしりと咲き誇り、
綿毛を飛ばし、来年も増え続けます。
草刈り後はこのように綿毛だらけになります。
小さいけど、庭木も良いものですね。
山吹の木です。
ここに引っ越してすぐに植え、十年ほど経ちますが、さっぱり大きくなりません。
ただ、毎年こんなきれいな花が見られるようになりました。
ライラックの木です。
5月に花をつけます。
フランス語で「リラ」の木とも呼びます。
落葉低木で高さ数メートルになりますが、オヤジんとこは6年経って1m程度です。
5月にとても良い香りの花が咲きます。
札幌ではこの頃「ライラック祭り」が開催され、雪解け後の賑わいを感じる最初のイベントとなっています。
淡い紫色が多いようですが、オヤジんとこのは白色です。
見てよし、香りよしの上品な庭木です。
前のオーナーさんが残した庭木がこの時期花を咲かせます。
ピンク色で小さく、かわいらしい花ですが、その右側に違う色の花が見えます。
近づいてみると・・・・
おおっ!なんと、藤の花です!
ツルを伸ばして、からみついてきたのですね!
なんと美しい!
オヤジは「花より団子」派で、「食べられる」木を植えたい主義なのですが、こうして色や香りを一時でも楽しめる、庭木も良いものですね。
いま。果樹は?
5月初めのハスカップの木です。
毎年花を咲かせてくれます。
可憐な花です。
現在の様子です。
いつもなら、今ごろはハマキムシ(?)が大量発生して葉がちぢれてしまいますが、
今のところ被害は見られません。
このまま順調にいって、今年こそは実をつけて欲しいな、と思います。
ブルーベリーの木です。
我が家には2本あります。
収穫前にネットを張って鳥から守り、無農薬のブルーベリーを楽しめるようになってきました。
たくさん獲れた時は、カミさんがジャムにしてくれます。
つりがね状のかわいらしい花です。
今年もおいしい実をつけてね、とお願いします。
ライラックより早く咲いたのが、サクランボの花です。
これは、前のオーナーさんが植えた老木です。
手が届かないほど大きくなってしまいました。
房なりの花がとても美しいです。
このように実も房なりに食べきれないほど出来たら・・・・と期待するのですが、
毎年虫に食われてみじめな状態になります。
今までに食べきれないほどサクランボ(もちろん無農薬!)が獲れた年がたった1回だけありました。
その時は実の大きくなる時に雨がほとんど降らず、おそらくはそれが奏功して裂果も虫食いもほとんどなく収穫までこぎつけたラッキーな年でした。
先月から今月にかけては、雨が少ないせいか、毛虫の発生も少ないようです。
加えて、自ら植えたサクランボの木も高さ2mくらいに成長しました。花も咲くようになったので、老木の受粉にも貢献しているかもしれません。
きれいな花を見ると、つい皮算用をしてしまいますね。
リンゴの木です。
品種は「フジ」です。
白い花ですね。
こちらは、リンゴ「津軽」です。
両方とも、昨年あたりから鹿が枝をかじるようになり、多くの枝が皮を剥かれて伐採を余儀なくされました。
そのせいで、今年は花が少ないです。
昨年は無農薬リンゴがわずかばかり獲れましたが、今年はだめかなあ・・・。
とはいえ、きれいな花はとても魅力的です。
少しピンクがかった色合いです。
両方の木を定期的に見回ります。
草ぼうぼうの中にあるのはブドウの木です。
手前は挿し木で増やした、ナイアガラです。
親の木はすでに棚を仕立てていますが・・・
こちらまで手が回らず、ほったらかしになりそうです(汗)。
向こう側は、一昨年からおいしい実がなった巨峰です。
こちらにぶどう棚を移しました。
花芽が見えます。
実が大きくなったら、鳥よけのネットを張って、おいしいブドウを家族で楽しみたいな!
シンボルツリーとなった、菓子クルミの木です。
あいかわらず、実はできても、5~6個です。
大きな雄花がふたつ見えます。
上の方に、雌花が見えます。
クルミは、雄花が先に咲き、あとから雌花が咲きます。
咲く間隔がずれるため、1本では受粉、結実しにくいと言われます。
もう1本あればと思い、生クルミをポットに植えていますが、はて、どうなるか・・・
もしうまくいけば、ブログで紹介しましょう!
観察してみるに、昨年までは、雄花は木の上の方に咲き、雌花は下の方に咲いていました。
少ないチャンスで受粉するための合理的な作りだな、と思っていました。
が、しかし、今年は雌花が早めに咲き、しかも雄花と同じ枝に咲いています。
今まで気が付かなかったのか・・・。
しかも、雄花が下の方に咲き、数も非常に多い!
受粉のチャンスも多いでしょう!
自家製のクルミがたくさん食べられたらいいなあ!
クルミの雌花です。
これが大きなクルミの実になります。
皮算用をし出したらきりがありませんが、この時期はいろいろ皮算用を巡らせてにやにや楽しむ時期でもあります。
田植えの終わった水面に映る夕日とクルミの木。
それだけで最高のおつまみですねー!
本物のクルミが加わったら、そりゃ最高ですね!