オヤジんちには食品庫があります。
いまの自宅を建てる時、畑で野菜を収穫して野菜や食材の備蓄をしたいと思っていたので、食品庫は必ず設置しようと思っていました。
雪深い地域なので、とくに冬期間の保存食材の保管と出し入れをしやすくするために、オリジナルの食品庫は必須だと思います。
こんな食品庫です!
オヤジんちの食品庫はこんなイメージです。
住宅の北側にくっついた形で建っています。
南側ではなく北側の理由は、住宅に隠れてお日さまの陰になることで日照の影響を受けにくく、夏でも冬でも温度が上がりにくいからです。
また、住宅部分よりも薄い断熱材を使うことで、屋外と近い温度環境になるよう配慮しています。
食品庫付近の平面図です。
食品庫はキッチンと接していて、家の中からも、外からも出入りが可能です。
キッチンと近いことで、出来上がった保存食を食品庫に運んだり、料理中に必要な食材を楽に持って来ることができます。
食品庫の入り口です。
中はあまりに散らかっており、全体写真はご遠慮ください(汗)。
左側の扉は、外への出口です。
窓枠に西日があたって室温が上がるので、スタイロフォームを切ってはめ込みました。
右側に見えているのは、棚の端っこです。
収納が多い方が良いと思い、作り付けの棚を北側と東側にぐるりと3段も設置しました。
3段は多いなとも思ったのですが、スペースが増え、付けて良かったなと思っています。
野菜の種の保存箱や、未開封の調味料、レトルト食品などを分類して置いています。
下のレンガの枠の中は、土室です。
野菜を土に埋めて保存できるかなと思って、ハウスメーカーさんに食品庫のアイデアを出した時に設置してもらいました。
かなり深いプール状になっています。
購入した土を、手間をかけて運び込んだのですが、現在は使い出がなく、タマネギやジャガイモの箱置き場になっています(汗)。
夏には室温が上がることもあると思い、換気扇を設置してあります。
出口側に換気口があり、暑い日は換気扇を回して空気を入れ替えます。
冬は吹雪いて雪が吹き込むおそれがあるので、このようにビニールを張って密閉しています。
それほどハイテクな食品庫でもないので、寒すぎる日には住宅側の扉を開けて食材が凍らないよう、そのつど対応しています。
食品庫はありがたい!
北海道は冬が長く、オヤジの住む農村地域では、思い立ってすぐ遠くの市内に買い物に行く、ということがしづらいです。
吹雪で出かけられない、ということもあります。
ですので、たくさんの食材を保存できる食品庫は、とてもありがたい存在です。