オヤジの住む北海道は、北海道の道央地域です。
冬は雪が多く、とても寒くなります。
真冬はマイナス20度を記録することもあり、もちろんその時期の野菜の栽培はできません。
ということは、1年のうち、なんと3分の1が耕作不可能、少なくとも4分の1の期間は確実に雪の下に埋まってしまっています。
こういう地域で自給自足に近い生活を目指すとなると、いろんな工夫が必要になります。
ビニールハウスを利用し、秋獲りの菜っ葉を作ります!
オヤジんとこのビニールハウスは、離農する農家さんから譲ってもらった資材で建てました。
間口約6m、長さ約8mの小さなハウスです。
設置して早や10年が経ちました。
夏野菜の早獲りが終わった後、放置している区画があるので、そこに菜っ葉類を植えることにしました。
これは9月中旬の様子です。
トウキビ(とうもろこし)の収穫が終わった区画をざっと起こし、トウキビの残渣も漉き込んでしまいました。
大ざっぱですみません。
肥料はほとんど入れておりませんが、市販のJAS有機肥料の余りがあったので、部分的に久々に入れました。
虫よけのネットを被せました。
余った露地用のケール、ブロッコリーを1株ずつと、大根、小松菜(固定種とF1)、水菜、チンゲン菜、春菊、タアサイを植えました。
ハウスの中は暖かく、すぐに芽が出ました。
毎朝水をやり、朝晩の気温差が大きいので、保温に努めます。
真夏と違い、芽出しに苦労することもありません。
普通に、自然に育ってくれます。
10月初めの様子です。
3週間で、これだけ育ちました。
かみさんがぼちぼち間引いて、みそ汁などに利用していきます。
菜っ葉が大きくなりました!
現在の様子です。
今年は気温が高いおかげで、順調に育っています。
晩生小松菜。
固定種です。
やわらかく、とても美味しいです。
大根。
冬獲りを目指します。
ケール。
青汁で有名ですが、煮物に入れてもおいしいです。
チンゲン菜。
小さいけど、それなりに太ってくれました。
春菊。
鍋の季節には欠かせない名わき役?です。
薹が立ちやすいので(ハウスが暖かいせいか?)、長持ちしてほしいなあ・・・。
水菜。
これも鍋で大活躍の冬野菜です。
虫食いで、あまり大きくならないのですが、市場で見るような、巨大な株になってほしいものです。