「サツマイモ」は、ヒルガオ科サツマイモ属の植物。養分を蓄えて肥大した根っこの部分(塊根)を食べる作物です。
茎の部分を料理に利用することもあります。
サツマイモ、というと、四国や九州産が思い浮かぶほど、南国の作物、というイメージです。
オヤジの住む、北海道の道央地域でもできるよ、という話を聞いて、よし、オヤジも作ろうと挑戦をはじめて、はや10年が経ちます。
北海道のサツマイモ、収穫!
これは6月上旬、定植した直後のサツマイモです。
品種は「紅アズマ」。
サツマイモは高畝にし、黒マルチを被せて保温します。
7月の様子です。
苗が根付くと、夏に急速にツルを伸ばし、成長します。
9月頃の写真です。
ツルで黒マルチが見えないくらい密集しています。
生命力にあふれていますね。
現在の様子です。
葉っぱがだいぶ枯れてきました。
天気もよく、2日間雨が降っていません。
これは掘りどきですね!
まず、ツルを残らず取り除きます。
そうしないと黒マルチがはがせないからです。
黒マルチの周りは踏み固められ、がちがちなので、そのまま引っ張ると中途半端にちぎれてしまいます。
なので、まずスコップで緩め、はがしやすくします。
マルチを取り去り、スコップを横から入れて土を持ち上げると・・・
ほらほら!イモがいっぱい顔を出してきました!
今年は大きいのができました!
こんな大きいのはまれですが、肥料をいっさい入れなかった今年は、収量は過去最高でした。
土をはらって、裏返しながらお日さまにあてて乾かします。
端っこの細いところをぽきっと折ると、ミルクのようなエキスがしみだしてきます!
毎年これを見るのが楽しくて楽しくて!
サツマイモは寒さにあうと、いたんで黒く変色してしまいます。
なので、食品庫ではなく、あたたかい室内で保存します。
実は今年、余った苗を、ゴボウの手前に肥料袋にさして置いたままにしてあったのです。
初めての試みですが、育っているでしょうか?
引っ張り出して、さかさまに取り出してみましょう。
こんな感じです。根はびっしり張っているようです。
かなり小さいですが、一応できました。
今年は、紫芋も植えました!
今年は紅アズマのほかに、初めて紫芋を少し植えました。見た目は紅アズマと変わりませんが・・・
断面が鮮やかな赤紫色です。
蒸すと、完璧な紫色になりました!
かみさんが、お菓子の材料などに考えてくれそうです。
手作りのおやつなど、用途が広がりそうですね。