露地の作物は、日々成長します。
成長とともに、畑の環境を整えてあげるのが、オヤジの夏の日課になっています。
あらゆる野菜にチャレンジしているので(種類だけは多いです。うまくできてるかどうかはともかくとして(汗))、けっこういろんな仕事が生じます。
少し前のことですが、ジャガイモの土寄せをしました。
①ジャガイモには、土寄せが必要です。
オヤジんとこはスギナをはじめとする、雑草の力が強く、ちょっとほっておくと、このようなありさまです。
ジャガイモはそのままにしておくと、成長したイモが日光を浴びて緑化します。
緑化すると有毒成分が増えるので、周りの土を集めてかぶせ、土の下でイモを育てなければいけません。
これを「土寄せ」といいます。
背丈が20cm~30cmくらいの時に1回目の土寄せ、その後、成長に応じて、1~2回くらい土寄せをします。
けっこうな力仕事なので、何とか楽にする方法はないか、と試行錯誤して、耕運機を活用するスタイルを思いつきました。
②耕運機を使うと、とても楽に土寄せできます。
おおお、なんと楽でしょう!
ジャガイモの畝間はマニュアルでは50~60㎝くらいとされていますが、これを90㎝くらいに広く取り、間を耕運機で耕せば、土を鍬で掻き起さなくてもよく、雑草対策にもなります。
耕運機は、起こし、畝立て(機能のある機種のみ)、中耕、いろいろな作業に使えます。
本当に助かる文明の利器ですね!
③芽かきをしてしまおう!
一株につき、何本も芽が出ていると、イモが増えて1個あたりが小さくなってしまいます。
これを防ぐため、一株あたり2本にとどめ、残りの芽を切り取ります。
④フカフカなので、鍬が楽に使えます!
今年は深植えしたため、あまり寄せているようには見えませんね。
耕運機で起こしてあるため、ふかふかの土で楽に鍬が使えます。
株元に土を寄せてあげます。
⑤快適に、完了!
快適な気分で終えることができました。
元気に育ってほしいものです!