5月は迷いの月でもあります。
遅霜が怖くて、寒さに強い作物でも、植えるのに二の足を踏みます。
天気が良く、かあーっと暑い日もあれば、夕方ぐっと冷え込み、早朝に霜が降りる、
なんて日もあって、とにかく油断がなりません。
そして、休みの日に晴れるとは限らないので、露地での作業がお天気に振り回される日々です。
もっとも、10年以上この暮らしを続けてきています。
こんなもんだなあ、とあきらめて、晴れの日は露地、雨の日はハウスの中で、という風に、
その時どきでできることを優先しながら、夏に向かってこつこつ畑を作り続けます。
ジャガイモの種イモは、散光下で芽を出しておきます。
種イモを購入して1カ月弱くらい経ちました。
ジャガイモの芽が出てきました!
品種は、だんしゃく、メークインの2トップ(笑)。
それと、ホッカイコガネ、キタアカリ、アンデスレッドを少量ずつ、植えます。
芽が3か所くらい入るよう、種イモを切ります。
小さいのは、そのまま植えます。
品種別にトレイに並べていきます。
こうすれば、移動しながら植えやすいからです。
よし、では畑に出ましょう!
今年はこんな溝を掘りました!
迷いながら、今年はこの方法で畑を作りました。
深さ15~20cm、鍬幅より少し広めの溝を、延べ60m!
GW前半に必死こいて掘りました。
穴をしっかり掘ることで透水性を改善できるのでは、との思いがあったからです。
オヤジの耕運機ではせいぜい地表10cmくらいしか起こせません。
深く掘ればいい畑になるとは言えないのですが、何か試すことによって発見のきっかけを作りたい、そんな理由もあったのです。
溝の間隔は1m。土寄せを耕運機で出来るように(仕上げは人力だが)、広く取りました。
これだけ掘ると、いやあ、ビールがうまい!
家族が手伝ってくれて大助かりです。
イモを30cm間隔で置いていきます。
オヤジは目見当でだいたいわかるのですが、家族にはメジャーを使ってもらいました。
イモを並べたら、土を5~6cmほどかぶせていきます。
無事終了です。去年よりたくさんとれますように!