ハウスを除雪、新しいビニールに張り替えました!

例年の予定より1週間遅れて、3月6日と7日に、ハウスのビニール張りを行いました。

平年をはるかに上回る積雪のため、初日はハウス内の除雪に充て、2日目にビニール張りと、無理のないスケジュールで集中して取り組むことにしました。

3月6日朝、ベランダから撮った畑の全景はこんな状態です。

ちなみに、ちょうど1年前の記事はこちらです。

昨年と比べて今年の雪の多さに今更ながら驚いています。

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初日は、ひたすら除雪します!

少し解けたとはいえ、ハウスの中がほぼ雪の塊というありさまです。

雪がちらつく曇天の中、作業をスタートします。

この相棒(?)なくして成しえない、ハウスの除雪!

さあ、雪の山に突っ込みます!

なにせ除雪機のオーガ(雪を噛みこむ回転部分)より高く雪が積もっています。

進めるだけ進み、いちどバックします。

このように、上部、周囲の雪を剣先スコップで崩し、その雪をまた除雪機で外に飛ばします。

飛ばしては崩し、崩しては飛ばし・・・何度も何度も往復し、ゴールが近づいてきました。

途方もない量の雪を片付けました!

初日の作業、終了です!

2日目は、新品のビニール張りです!

翌朝、うっすらと雪が積もっていましたが、作業に影響はありません。

快晴で風もなく、ビニール張りにはうってつけの天気です。

まずは下準備です。

雪の重みで長きにわたりジョイント部分に緩みや外れた箇所があるので、これを機にひととおりチェックして修復します。

パイプの交差部分の金具も、パイプの位置ずれを直し、打ち直します。

上のような金具は張ったビニールがあたると破れやすいので、このようにぼろきれで巻いてビニールを保護してあげます。

また、梁のパイプは角材でつっかい棒をしてやります。

ビニールを張った後にまだ積雪があるかもしれず、雪の荷重による倒壊を防ぐためです。

中古で購入、設置して10年を超える老(笑)ハウスなので、少しでも長持ちさせたいという気持ちです。

角材の上は、パイプが乗りやすいよう、真ん中をすこし削って窪み状にしてあります。

下準備のメインはここです。

縛り付けてあったハウスバンドの根元を掘り出します。

反対側のバンドを通す地際のパイプも掘り出します。

さあ、ビニールを張ります!

今回は詳細な動画が撮れませんでした。

参考に、昨年youtubeにアップした除雪~ビニール張りの動画は、こちら↓です。

今回は天井ビニール、腰ビニール、前後のビニールすべてを新調しました。

14,000円ほどかかりました!高い買い物です。

腰ビニールを張ったところです。

新品で透明感あふれるので、何もついてないみたいです。

すがすがしいですね。

反対側も張って・・・

天井ビニールを張るのは一人で「うりゃー」の世界ですので、あまり克明な写真が撮れなくてすみません。

天井ビニールを張ったところです。

実に透明感があって、気持ちの良いものです。

新品のビニールは滑りが良くて張りやすいですが、長さを現状に合わせるため、多少カットするのに手間がかかります。

バンドを天井にまわし、反対側のパイプを通して固定します。

ぼろぼろのバンドが増えてきたので、取り替えようと思いましたが、予備がいつの間にかなくなっていました!

また今度買いに行くことにしましょう。

下準備に時間をかけたので、後半バタバタしましたが、前後ビニールを張り、完成です。

扉の側はまだビニールを分けず、ただ1枚物のビニールを張りっぱなしにしています。

ある程度雪が解けたら扉のビニールも張りなおしたいと思います。

西日を浴びて新品のビニールが輝いているのは気持ちの良い光景です。

今年は早い雪解けになるかも?

その翌日、ハウス内に融雪剤代わりのもみ殻燻炭を蒔いた効果もあるのですが、

連日の気温上昇も手伝って、急速にハウスの中があたたまり、雪解けが進みました。

上の写真は燻炭をまいてから翌々日です。

燻炭をまいてから5日後、もう地面が乾いてきています。

周りの積雪は途方もないですが、新しいビニールと晴天のおかげでハウスの温床の準備も今月末には始められそうな勢いです。

露地の部分にも薄く、もみ殻燻炭をまきました。

はやく解けて、本格的な春になあれ!