5月も終わりが近づき、朝もだいぶおだやかな気温になってきました。
オヤジの住んでいるのは、北海道の道央地域です。
日中の気温は20度を超える日もある一方、夜や明け方はマイナスになる可能性もあります。
一日の気温差が30度近い日もあり、露地に野菜の苗を植えるのは、遅霜の心配がなくなるのを待たなければいけません。
気象情報の「霜注意報」は、明け方の予想気温が5~6度くらいでも発令されます。
「霜警報」だと、ほぼ確実に霜が降ります。
いちど5月中旬の暖かい日にトマトの苗を植えてしまって、霜にやられて全滅させたことがありました。
泣くに泣けませんでした。種から大事に育てた苗を一瞬で失ってしまったのです。
それ以来、この時期は気象情報をスマホでこまめにチェックしながら、慎重に定植の時を待ちます。
さあ6月、定植の時です!
温床の電源は5月中旬には外しました。
手前からカボチャ、パプリカ、ミニトマト、スイカ、ナス、ズッキーニ、トマト、ピーマン。
大きくなりすぎて、ひしめき合っています。
最低気温は9~12度までに上がってきています。
でも、苗を慣れさせるために、植える前日までには温床から出してハウス内の温度に一晩以上さらします。
スイカもツルが伸びすぎています!
「はやく植えてよお!」と言っているようです!
カボチャ、ズッキーニ、スイカはウリ科。
ウリ科は育苗期間が比較的短く、カボチャとズッキーニは、ポットに種まきから30日くらいで定植できます。
でも植える前に、畑の準備もしておきましょう!
定植の準備、マルチを敷きます!
定植の1週間前から、黒マルチを敷設します。
耕運機で起こした露地。
わずかな自家製堆肥(あるものだけを積み上げて作ったものです)を下の土に混ぜ込み、手作業でマルチの両端を土で押さえながら敷いていきます。
左から、カボチャ、ナス&ピーマン、トマト&ミニトマト、ズッキーニ&スイカ&キュウリのマルチです。
ウリ科の苗から、植えます!
では、まず、先ほどのウリ科の3羽ガラス(?)から植えましょう!
マルチの穴あけ機です。
ぐっと、押し込みます。
土ごと、掘り出せます。
穴に、一株ずつ、スイカの苗を植えていきます。
カボチャは数が多いので、スケールで等間隔に並べ、位置決めしてから、植えます。
水をやって、定植完了です!
仕事から帰ったら、風が強く、苗が痛みそうなので、肥料袋の底をカットして手作りした苗カバーをかぶせてあげました。
はやく露地に根付いてほしいな!
元気に育て!