ハウスにビニールを張ってから、三寒四温で季節は一進一退を繰り返します。
このように湿っぽい雪がうっすら積もる日もあります。
でも2月までのようなドカ雪はもう降りません。
確実に1歩1歩、春は近づいています。
今の時期、オヤジも自分の身体が春モードに移行しているな、と感じます。
人間の身体は暑くなると汗などかいて新陳代謝を活発にし排出する方向に、寒くなると
毛穴を閉じて体温を守り、ためこむ方向に動きます。
年をとるとその傾向が顕著になるとともに、季節の変わり目にスムーズに身体を合わせにくくなるようです。
オヤジも暖かくなり始めると、体が緩んで腰を痛めてしまったり、急に暑くなって発汗が追い付かず日射病のような症状になることがありました。
風邪でもないのに、あたまがぼおっとして熱っぽくなり、力が入らないような感触になります。
そうか、これは、動いて汗をかけ、って身体が呼びかけているんだな、と納得して、外に出かけます。
本当に風邪を引いていたら、気持ちも身体も萎えて横になってしまうところですが、幸い身体はいつも通りです。
よし、今日はハウスの中も乾いたし、温床を作ろうと思います。
穴を掘ります!
周りは依然、こんなに雪が残っています。解けているのは日常的に除雪していたところだけです。
見てください!こんなにきれいに乾いています。(除雪直後の記事はこちら)
ここから毎度おなじみの連続写真です。
コンパネを置いたところに、今年の温床を作ります。
周りをスコップで切り、穴掘り場所を明確にします。
毎年堆肥を投入し、マルチ代わりに敷いた藁もそのまま漉き込む予定です。
ゆっくりですが、土がふかふかになっているようで、スコップがさくっと楽に入るのがとてもうれしいです。
掘り上げた土は、ハウス内に置くと畝づくりのじゃまになるので、外に運び出して山積みにして置き、温床を片付けた後に元に戻すことにします。穴を一輪車に積んでは運び、何回も往復します。
締め切ったハウスの中は春です。
心地よい汗をかき、深さ30cmほどの穴を掘りました。
穴の底を平らに整地します。
温床を設置します!
コンパネを敷きます。
枠状に板を配置します。
板は毎年同じものを使っています。
大事に使えば、20年くらいもつかなあ・・・。
これも使いまわしの、スタイロフォーム(断熱材)を敷きます。
透明マルチで土が入らないよう、蔽います。
敷くだけでOKの、農電温床マットを敷きます。
土中に農電ケーブルを配置するやり方が一般的ですが、手軽さゆえに、オヤジはこれを利用しています。
高価なものなので(2万円くらいしました!)、できるだけ長持ちさせたいです。
トンネル状にパイプを設置します。
完成!
ビニールを張って、完成です。
温床の温度を一定に保つため、農電サーモを後日設置します。
気候を見計らって、苗を温床に移す予定です。