温床に苗を移し、ハウスでの育苗がスタートします!

先週は温床を設営して、苗ポットの移動はせずにおいておきました。
天気の良い日に苗を移すと、急激な変化に苗がびっくりしてしまうからです。
実際、外の日差しに突然当たると、ピーマンやナスの苗は葉っぱが白くなって、落ちてしまうことがあります。
ですので、曇りや雨の日を見計らって移し、日差しに徐々に慣れさせていく配慮が必要です。
作物も生き物です。
幼いうちは環境を整えてあげなきゃいけませんね。

そんな配慮に支えられて、野菜は自分ので大きくなっていく力を蓄えるのだと思います。

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家の中で苗が育っています!


ナス、ピーマンの苗をセルトレイから鉢上げしたところです。

このように、日中は日差しに当たるよう、カーテンの後ろに回し、窓の際に置いておきます。

家を建てる時に、南側の窓を大きく設計した甲斐がありました。

寒冷地は、家族が長く過ごす居間を南向きにとるのです。

ここで苗はハウスに引っ越す時を待ちます。

こういう配慮をしていても、快晴のときにハウスに移すと、直射日光に負けてしまいます。

苗をハウスに移動します!

こういった、曇りの日が苗の移動には最適です。

今日はナス、ピーマン、レタス、キャベツ、ケールなどです。

トマトはまだ大きくならないので、次回にします。

キャベツ、ケール、ブロッコリーはまだ双葉です。

この時は昼の直射日光に弱いので、すだれをかけ、早朝と夕方の光の弱い時だけ日が当たるよう、環境を作ってやります。

さあ、元気に育ってほしいですね!

農電電子サーモで温度管理します!

農電サーモです。

農電マットだけでは、熱くなるだけで、温度をコントロールすることができません。

ダイヤルで合わせてある温度(写真では13度)より温度が上がったら電気が切れ、下がったら電気がつながるような仕組みです。元電源と農電マットの間にこの農電サーモをかまします。

この時期はハウスの中でも夜間にはマイナスの気温になります。

ナス科の苗はマイナスでは死んでしまうので、このシステムが定植まで欠かせない生命線となります。

感温部です。

これを苗ポットに刺しておき、地温を常に一定に保つのです。

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日中は仕事に出かけていますので、面倒が見れませんので、電気を切っておきます。

急に日差しが強くなることもあるので、トンネルを閉め切ってあると、苗が焼けてしまいます。

ですので、半分以上開けておくようにします。

仕事から帰ったら、日没前にトンネルを閉めます。

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不織布と毛布で蔽い、夜間は通電して温度をコントロールします。

こうして4月中旬のハウス定植を待ちます。

ネギの苗もハウスに移しました!

玉ねぎ在来種「札幌黄」の苗です。

どうにか大きくなりましたので、ハウスに移しました。

狭いワイヤーシェルフに置いておいたせいか、苗がまっすぐでありませんが、徐々に直立してくれるだろうと思います。

九条ネギの苗も1月4日に種蒔きし、ここまでになりました。露地が雪解けするころには立派になっているでしょう。

ネギ類は寒さに強いので、ハウスに置いておけば枯れはしませんが、移したばかりなので、夜はこのように小さなトンネルの中に置いて大事にしてやります。

散水用のホースを久々に出しました。

外に出しっぱなしでは中の水が凍ってしまうので、夜間はハウスの中に置きます。

来週からハウスを耕し、畝を作っていきます。

ぎっくり腰にならないよう(?)万全の体調で臨みたいです。