オヤジが住んでいる北海道の地方都市は、道内でも有数の豪雪地帯である。現在の地域の積雪は150cm。
今年も雪解けが遅いだろうと思い、覚悟を決めて先日、ビニールハウスを立ち上げた。立ち上げた、といっても、骨組みは立ったままなので、ビニールを張るだけである。張ったあとは、まだ続く大雪に備え、まめな雪下ろしを心がけなければならない。また、雪の重さに耐え切れず骨がひしゃげないよう、中につっかえ棒をせねばならない。
この地域では当たり前のことだが、備えあれば憂いなし。万が一の損害は自己責任。今年は予想外の大雪だったから、って言っても、壊れたハウスは帰ってこないんだよ!
実はオヤジも、家の北側に余った資材で立てた物置用のビニールハウスを大雪で潰したことがある。後悔先に立たず、備えあれば憂いなし、である。
このようにつっかえ棒をする。
細長いトンネルの中には、去年のネギが残っている。
生き返ることを祈っている。