2月初めに設営したニラトンネル。
約2カ月で、待望の収穫を迎えました!
毎年、「今年はどうかなあ、大丈夫かなあ・・・」
と心配しつつ、収穫の時を待ちわびます。
2カ月かかりました。
設営当時の写真です。
大雪で、朝、こんな風に雪に埋もれているときもあります。
トンネルの骨が折れたら困るので、仕事に出かける前に、必死こいて最低限の雪降ろしは済ませて、あわただしく仕事に出かける、そんな毎日でした。
3月初めまではトンネルが雪の重みでつぶされないよう、毎日のように雪かきをしていました。家族も動員して。
その苦労が報われる時が来ました!
雪もすっかり融けてきて、今はこんな状態です。
(露地はまだだいぶ雪が残っていますが・・・)
トンネルをめくると・・・
おおっ!不織布が盛り上がっています!もしや・・・
育っています!雑草も(笑)。
ようやく収穫です。
かみさんが、これだけとってくれました。
地際で切り取るので、根っこはまだ生きています。
ニラは生命力があります。
すぐにここから葉が伸びてきます。追肥もします。
このようにして、3周りくらい、毎年収穫します。
しばらくは、楽しめそうです。
香りや味がわかるからと、かみさんが、おひたしにしてくれました。
遮光気味に育てるせいか、とてもやわらかい、噛み切りやすい、獲れたてのニラです。
これまで、若きオヤジの記憶のニラは、噛み切れない、とても繊維の固い野菜、
というイメージでした。
でも、自分で作るようになって、それが間違いだとわかりました。
香り高く、甘くてやわらかい春のご褒美。
市販の野菜の中では、最も日本古来の、風土にあった野菜です。
暖房にたよらず、日光と水の力だけで育ったニラ、
農薬や化学肥料をいっさい使わず、冬の寒さに鍛えられたニラ。
オヤジがもっとも大事にしたい、春の収穫です。