毎年のように失敗している、キュウリの接ぎ木、今年も挑戦します。
接ぎ木にこだわるのは、理由があります。
自根よりも接ぎ木した方が、病気にかかりにくい、という一般論にオヤジ自身がこだわっていること。
実際に、最近ツル割れ病とおぼしき症状からか、収量と収穫期間が激減していること。
これは昨年のハウスのキュウリです。最初は順調に育っているのですが・・・
ツル割れ病とおぼしき症状です。
尻が細く、収量が落ちてきました。ここ3年ほどこんな状況です。
病原菌が土に居座ってしまったのかもしれません。
接ぎ木で解決できる問題と合致するかはわからないけれど、自根と接ぎ木とを同時に手掛けて比較してみないことには何も始まりません。
いろいろやってみる中での、接ぎ木挑戦です。
さあ、接ぎ木をやろう!
これは台木用のカボチャです。専用の種を購入しました。
手前が、市販の黒サンゴ(F1種)です。
上に台木(カボチャ)、下に穂木(黒サンゴ)を並べます。
カミソリで、台木の芽を切りとります。
茎に斜めに切り込みを入れます。
今度は穂木。
逆向きの斜めに切り込みを入れます。
切り口を合わせ、このように組み合わせます。呼び接ぎ(よびつぎ)、というやり方です。
接ぎ木用クリップで固定します。
これでひとつ、出来上がり!
今回は控えめに、4株だけ接ぎ木しました。
3日ほど遮光して密閉します。
その後、徐々に光を当てていきます。
さあ、うまくいくか、楽しみです。