夜や明け方はマイナスの気温ではありますが、日中にはプラスの気温にシフトしてきた、3月下旬。
オヤジん家にも春の足音は確実に近づいています。
ハウスのビニールも張り終え、ハウス内の温床の準備も進みます。
家の中で始まっている種蒔きは、ハウス用から露地用のものにシフトしています。
ハウス用の早採り野菜(ナス、ピーマン、トマト等)は、双葉が開いて本葉の展開期になりました。
成長の早いものから順次、鉢上げしていきます。
無事に芽を出し、ここまで育ってくれただけで愛おしい!
さあ、鉢上げです!
プラスチックのトレイに、ポットを並べます。
土を入れていきます。こぼさないように入れるのも結構慣れがいります。
上から押さえるのではなく、トントンと揺さぶって土をポットになじませます。
土が入りました。
5段のワイヤーシャルフに並べます。
5段あるので、かなりの数の苗が作れます。これを、3台調達しました。
先に水を入れて湿らすのが、ミソです。
指を入れて、植穴を開けます。水で湿っているから、穴が開いたままになって、苗を入れやすくなります。
セルトレイの苗を取り出します。
この植穴に、がばっと入れます。
この要領で、ナスも同様に、植え替えます。
元気に育て!
ハウスに移すまでの間、日照をできるだけ確保することが何より重要です。
室内でも日光を取り入れるにはどうしたら良いか、頭をひねった結果、この定位置を考えました
パネルヒータの上なので、曇りや雪の日でも暖かい。晴れの日は、
このようにして、たっぷりお日さまを浴びてもらいます。
日光が足りないと、貧弱な苗になってしまうからです。(当たり前ですが・・・)
また、晴れた日にハウスに移すと、強い日照で苗がやられてしまいます
(白っぽくなり、葉っぱが落ちてしまいます)。
育苗を始めたばかりの時、何度もそんな失敗をしました。
おそらく、急激な環境の変化が原因ではないかと思われます。
温床とはいえ、劇的な住環境の変化は生き物にとって良くありません。
ですので、できるだけ曇りのおだやかな日を選んでハウス内の育苗を始めたいと思います。
それまでに、農電マット温床の準備をしていきます。