ハウスとニラトンネルの周辺は雪がなくなった、
とはいえ、露地のほとんどはひざ上ほどの積雪があり、完全な雪解けにはあと3週間はかかろうかという、今日この頃です。
気温がプラスになり、日中だけはダウンジャケットもいらなくなりましたが、ナス科の苗をハウスに移すにはまだ早いです。
しかし、家の中で育苗すると、軟弱な苗しか育ちません。
そこでハウス内で早採りするためのナス、ピーマンの苗は、ハウス内の温床で育てるしかない!ということで、温床設置、ということになります。
電熱線を配置して、手作りの温床が理想的なのですが、広げるだけですぐ使える、農電マットをオヤジんとこでは愛用しています。
設置と片付けが楽なのと、農電サーモと組み合わせれば、温度管理も楽に行える。
というわけで、まずはハウス内に穴を掘り、温床の設置をしてまいりましょう!
温床を設置しよう!
温床は地面より多少低めに設置します。線を引いた四角いスペースを掘り下げます。
穴を掘ります。
掘れました。
枠を組みます。
スタイロフォーム(断熱材)を敷きます。木枠との間に土が入らないように注意しながら作業します。
トンネルビニールをその上に配置します。
農電マットを敷き、その上にまたビニール。
トンネルビニールの支柱を設置します。
こんな形です。
苗を入れて、運転開始です!
育った苗を入れていきます。
今日はとりあえず、これだけにします。
農電サーモ。これがあれば、気温がぐっと下がる深夜でも、地温を一定に保つことができます。
トンネルビニールで覆い、
日没寸前に、このように保温性を高めるために毛布や不織布で覆います。
温度管理が簡単にできるのと、お日さまがたっぷり浴びれるハウス内の育苗には、温床が欠かせないアイテムになっています。