今年ももうすぐ終わり。ハウスのビニールを外します。

12月に入り、世間は忘年会やら何やかやで、ああ、今年も残りわずかだなあ、といった雰囲気です。
オヤジの畑も、なにせ雪国なので、しばしのお休みをします。

ビニールハウスは、11月に入ってからは、わずかな菜っ葉類をのぞけば、これといった活躍はしていません。

また、ビニールを張ったままだと、大雪の重みに耐えられずつぶれてしまう恐れもあります。

(実際によくあるのです)なので、年越し前にビニールを外し、3月までしばし雪にさらし、お休みしてもらいます。

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我が家のハウス、今年もおつかれさまでした!

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このハウスは中古で知り合いの農機具業者さんを通じ、とある農家さんから安く譲り受けたものです。

間口5.4m、全長8mの小さなハウス。建ててから15年経っています。

もうだいぶ錆びてきて、いつまでもつかなあ、と戦々恐々としながら使っています。

強風の日など、根元から折れて、ごそっと風で持っていかれやしないか・・・などと気が気でないです。
いつかは更新しなきゃならないとは思いつつ、様子を見ながら大事に使おうと思います。

今日は天気も良く、おまけに風がほとんどありません


ビニールを外すにこんな都合の良い日はない!ということで、作業にかかります。

毎年紹介しているので、「またか」という読者もいらっしゃるでしょうが、こりずに行きます、連続写真!

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まず、両側に積もった雪を取り除くこと。ほったらかしにしてたので、固くしまって、凍りついています。

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粗く、アルミスコップでこそげ落とします。あまりに硬ければ、剣先スコップを使います。

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こそげ落としたところ。結構体力使います。

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そして、除雪機で飛ばし、一掃するのです。

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ここまでやって、ビニールやロープが外しやすくなります。
反対側も同じようにやります。

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この状態になれば、ロープが外せます。

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外したところ。

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外したロープを反対側に引っ張ります。

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前後のビニールの裾もすぐ外せるように、地際の雪を崩してほぐします。

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上のパッカーを外しました。これで、天井ビニールがフリーになりました。

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風がないので、あおられることなく、一人でも楽に天井ビニールが降ろせます。

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降ろしたビニールをたたみます。

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ロープを骨組みにしっかりと、くくりつけます。

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前後のビニールを外して、出来上がり。

実は、骨組みだけの状態でも、屋根にのった雪の塊の重みで、つぶれることがあるのです。(実際にあるんだ、これが・・・)

なので、写真で分かる通り、真ん中に何か所か、つっかい棒を立てておきます。

これで大丈夫。

オヤジんとこのビニールハウス。3月初めまで、しばしのおやすみです。