雪を掻き分けて、キャベツを収穫した!

1年に2回、キャベツの収穫をしたい、と宣言していましたが、形だけ(笑)達成しました、というお話です。

今年は11月下旬に結構なドカ雪が何回か降りました


週末に40~50㎝の積雪があり、これは全部溶けることはもうなさそうです。

ということは、いよいよ根雪、真っ白しろの日常がやってきました!

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冬囲いした場所も、こんな風景です。

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ハウスも雪降ろししないと、雪の重みでつぶれそうな大雪です。

平日に畑仕事ができれば、こんなにもたもたすることはないのですが、なにせ本業がサラリーマン稼業なもので、言い訳したくはないんだけど、毎日最低9~10時間の拘束はきついなあ・・・。

ということで、冬囲いや畑の片づけは休日に後回しとなります。

畑を初めて間もないころは、はやく1年のサイクルを確立したい、実践したい、でも時間がない、と、とにかく焦ったり、もがいてばかりの毎日でした。

無理もないです。食卓に並ぶ野菜はだいたい作ってるし(しかも種から!ですよ)、リンゴやブドウなんかの果樹もあるし、それぞれに播種時期、追肥、収穫期がある。

1年通じてやることだらけ、移住1年目からそれをやってました。

完璧にできるわけがありません。いまでも全然完璧じゃないですし・・・。

だって、冬がくると、雪に覆われて身動きとれなくなっちゃうし、片付けるものややるべきこといっぱいあるし・・・。

もがいているときに成長はあるものだと思いますが、なんでも一人でやろうとすると、いつしか毎日に余裕がなくなって、楽しむ余裕さえなくなっていました。

せっかく田舎暮らしをしにやってきたのに、これでは良くない。

もがくうち、1年の流れが自分の心と身体にしみついてきて、今では、いつまでにこれとこれをやったら大丈夫、今日はここまでやればとりあえずOK、そろそろこれを始めるから、あれをホームセンターで買っておこう・・・という感じに、おちついて先が見通せるようになりました。

時間と継続は何にも増して先生です。

1年目よりは2年目、2年目より3年目の気持ちでやってたら、必要な道具も買いそろえられてきて、10数年を経て、自分なりの畑づくりのスタイルが出来上がってきたように思います。

自給のスタイルは、百人いれば百通りのやり方があると思います。

見本となる方はいっぱいいらっしゃいますが、オヤジが言いたいのは、「まず自分なりに実践してみること」だと思います。

失敗は多ければ多いほどいい、無駄にはなりません。

今では、見るに見かねて(?)家族が収穫や畑づくりを手伝ってくれているので、余計に助かり、ゆったりと楽しむ余裕が生まれてきたな、と感じています。

おかげで、このブログも始めることができました!

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さあ、雪の中からキャベツを収穫します!

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ええと、脱線しましたが、そんな感じでのほほんと過ごしてると、キャベツのトンネルが50㎝ほどの雪に埋まってしまいました。

まずそれを掘り起こさにゃなりません。

こればかりは手作業、年とともにしんどくなるなあ・・・。

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どうにかこうにか掘り出すと・・・
おおっ!キャベツの形が見えます!

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暗くなってきた!

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一応、結球してるけど、植えるのが遅かったせいで、小さなキャベツです。

来年はもっとうまくできそうです。とりあえず、1年に2回、キャベツの収穫が出来ました!