1年に2回、キャベツを収穫したいと思って奮闘しているが、なかなか難しいなあ、ということは、以前に書きました。
ただ、1年に2回、というよりは、キャベツの育苗自体がオヤジには難しいのです。
種を蒔いても芽が出にくく、芽が出たと思っても、早々に枯れてしまう、どうしたらいいんだろう、と数年前からもがいてきました。
今年も温床を設置して、さっそく鉢上げしたキャベツですが・・・。
このようにフタバが枯れてしまいます。なぜだろう?
水のやりすぎ?それとも、培土が悪い?
なぜキャベツは枯れてしまうのか?
家庭菜園を手掛けていると、このように問題が日々まき起こります。
そんな時、現象を正しく見つめて、専門的知識を深めながら科学的に解決していければいいのですが、なかなかうまくいかないのがもどかしいのです。
こんな時のオヤジは、とにかくあれこれ考えながら試行錯誤しながら、原因を探ります。
夏の芽出し・育苗がうまくいかなかった原因が日照だというのはわかっていたので、まだ春だけど、同じ原因かなと仮定し、こんなものを作ってみました。
冬囲いをハウスの中に持ってきました。
南側に遮光のためシートを貼り付けます。有り合わせのものばかりです。
このシートの陰に苗を置いておけば、光線の弱い早朝と夕方だけ日が当たり、日中はほぼ当たりません。夜は温床の中に戻して、様子を見ます。
さあ、どうなるか・・・。
10日後の写真です。
枯れたフタバは元に戻りませんが、本葉は育ってきました。
20日後の写真です。
順調に持ち直してきました。
なんとか生きています。
オヤジんとこだけに当てはまるやり方かもしれませんが、原因は特定できたと思います。
このやり方は、夏蒔きのキャベツにも応用できますね。
もうひと踏ん張りです。4月中には露地への定植をめざします。