6月下旬~7月初めまでに春まきキャベツを採りおえて、さあやれやれ、今度は秋採りのキャベツを種蒔きしようかいな、なんて悠長な気分でいたのが間違いだった!
北海道では、(オヤジんとこでは少なくとも、ここいら豪雪地帯ではだいたい)秋採りキャベツの播種期限が6月下旬なのは、市販のキャベツの種の袋に書いてあるではないか!
あああ、油断していたあああ!
でも、なんとかなるだろ、と、ポット用の土を用意する。
秋採りキャベツ (6月中旬播種→10月初めの収穫を目指す。)
夏にキャベツや白菜の種を蒔いてみて、困るのは、なぜか発芽が悪い。
というか、発芽しない。発芽しても、なぜか育たない。枯れちゃう。
おかしいな、と思って蒔きなおしてみても同じ。ここ5,6年同じ失敗を繰り返してきながら、原因がわからずにいた。
きっと、こんなことで悩んでんのは、おやじんとこだけなんだろうけど、考えに考えた末、場所を変えることにした。
アブラナ科の育苗は、青虫を防ぐため、ネットを被せた小さなトンネルの中で、日当たりの良いところでやっていた。
水の過不足が問題なのではなく、日照が強すぎるせいかなと仮定し、
適度な日当たりが得られる場所はないかと家の周りを探し回った結果、
自宅の裏で、朝日と夕日だけが当たる北側の一角に植えることにした。
時期柄、白菜と一緒に播種したのが、7月初め。
見事に、白菜もキャベツも数日で発芽し、これまでの惨状がうそのようにのびのびと育つではないか!
なぜ早く気づかなかったのかあああ!
と叫んだところで、時計の針は戻らない。
上の写真は、9月末の路地です。手前は白菜。右側の一部は、わかりにくいけど、まだ小さめのキャベツです。
初の、キャベツ夏秋2回採りなるか?
こちらは今週の路地。ネットがビニールに代わっています。明け方はマイナスになることもしばしばです。
来年はこの教訓を活かし、も少し早く鉢上げできるように再チャレンジしよう。
少し遅かったけど、蒔きなおしたキャベツは、白菜と一緒にビニールをかけたトンネルでじっくりと大きくなっている模様。
白菜は少し変色したが、10月下旬から小さいながらも収穫をはじめている。
キャベツは結球を始めたが、11月になったので、これ以上大きくなるか・・・。
雪景色の中、トンネルの中でできるだけ育ってくれるよう、もう少し待ってみよう。