オヤジが住んでいるところは、北海道の中でも、道央地域といって、札幌市を含む、四季のメリハリが比較的はっきりした地域です。
豪雪地帯だけど、夏は比較的暑く、気温30度を超える日も結構あります。
なので、短い期間だけど、寒さに弱い、ナス科の野菜も路地で結構作れちゃう(ナス、トマト、ピーマンなど)し、お米をはじめとして、多様な野菜の栽培が可能な地域なのです。
実際に、北海道米はその味と品質の高さで、全国で脚光を浴びているし、庶民が庭で気軽に自家製野菜を作れる、過ごしやすい地域です。
ただし、その過ごしやすさというのも、冬における雪の克服という前提でのお話。
雪対策は、北海道民、そしてこれから北海道に住もうと考えてらっしゃる方々にとっては、避けて通れない関門です。
暖房費や暖房設備、除雪用具など、日常的な雪対策の投資が必要です。
したがって、雪を迎えるこの季節は、毎年のことだけど、労力のかかる、ちょっとしたイベントです。
雪を迎える準備をします!
上の写真のように、根雪になるにはまだまだ早いけど、11月に入って、どっかり雪が降って、ああ、もう冬囲いをしなきゃ、とそわそわしだすのが冬の準備の始まりです。
冬囲いについては後日詳述しますが、まず、路地に立っている、豆類の手(支柱のこと)や、トンネル、マルチの類を片付けなきゃなりません。
夏の間、写真のようにたくさん立っていた路地の支柱は、着雪の重みで折れたり曲がったりするので(住んでみてわかるんだけど、本当に簡単に折れちゃうのだ)引っこ抜いて片付けて、長さ別にまとめて縛り、倉庫の中に片付けます。
狭い倉庫の置き場所を確保するため、オヤジんとこでは、天井に角材を渡してあります。
夏の間はここが除雪道具やスキー板置き場になり、冬は支柱などの園芸資材置き場になります。
切り株などを利用して、除雪のじゃまにならないところに積みます。
全て倉庫の中に置けないので、長物やハウス資材などは外に積んでおきます。
木の切り株などを利用して、立てかけたりして、雪に埋もれないように工夫します。
また、除雪機が通る場所にはものをおかないように考えます。
まだ往生際が悪く(笑)、ピーマンや水菜なども残してあるのだ!
移住して10年もたつと、1年のサイクルがだいたい読めてきて、いつまでに〇〇と〇〇をすませてしまおう、〇〇はその次で、というように、慌てずに冬を迎えられるようになります。
オヤジは元来ズボラな性格なので、なおかつサラリーマンなので、休日を利用しながら、無理せず、少しずつ冬の準備を進めています。
路地におびただしく敷いた、ポリマルチを引っぺがして片付けなきゃならないんだけど、休日に風邪ひいたり、家の用事で手が回らないこともあるので、そのまま冬を迎え、翌春に雪解けしてから引っぺがす、ということをたまにやります。
ちなみに今年も風邪気味の日々なので、そうなりそうです(汗)。