北海道は、雪を迎える準備です。(後編)

除雪機のオイルや部品を交換したいのだけど、いつもそのたびに、工具が足りなかったり、何やかやトラブルもあるもんです。

補充しようにも、街中のホームセンターに出かけていくのも時間がかかるし、せっかくの休み、できることから片付けたい。

なんせ、市街地へは車で20分もかかる。

仕事や用事のついでだったらまだしも、「その用事」だけのために貴重な休日の半日を使ってしまうのも、もったいないな、と発想の転換をし、午後は冬囲いをすることにしました。

「冬囲い」は、雪害から大事な果樹などを守るために、必要な手間です。

本州生まれのオヤジが想像していた以上に、雪の重みや吹雪の強さは、木の幹なんか簡単にへし折っちゃいます。

なので、しっかりと段取りしたいです。

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冬囲いをしよう!

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この頑丈なやつ(?)は、ホームセンターで売ってるのを参考に自作しました。

買えば1体5,000円以上します(!)

しかもオヤジんとこでは、1体2体じゃ、とても足りない。

だから、見よう見まねで、頂き物の木材を寄せ集めて作りました。

構造は非常にシンプルで、オヤジの頭でも簡単にマネできました。

ビス、ボルトナット代くらいで済んでると思います。

ただし、作業を快適にするため、電動ドライバーなどの電動工具は必須です。

大概のことを自分でやろうとすると、設備投資はやはり必要かと思います。

安く上げるために、ヤフオクとか中古市を利用するのもGOODです。

オヤジんとこの家の周りは吹きっさらし。障害物もないし、強風もしょっちゅうです。

果樹の上にこいつを立てただけじゃ、ちょっと大風で簡単に倒れて、果樹も道連れになっちゃう(何回か失敗してる)ので、倒れない工夫をします。

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この、らせん杭を冬囲いの両側の地面に打ち込んで、ロープを渡し、倒れないように押さえつけます。

こうすれば大丈夫。まず、倒れません。

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ある程度高くなった木は、こんな感じで、雪ののった枝が折れないように工夫します。

自己流なので、北海道在住の方が見たら、ツッコミどころ満載かもしれません。

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小さな木は、このようにして、ネットで囲んであげます。

周囲の角材は、木づちで打ち込んで、しっかり安定させておきます。

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これで、剪定し終わってないブドウの木を除けば、いつ根雪になっても安心です。

さあ、ウェルカムSNOW!