リンゴは薬をかけないと作れない作物だと言われています。
それほど病害虫に弱い果樹なのでしょう。
オヤジんとこにもリンゴの木が3本あります。
当然、オヤジのスタンスは無農薬家庭菜園なので、たとえど素人が・・・といわれようが、農薬をかけずに収穫してやろう、と今年も挑戦しました。
無農薬リンゴに、挑戦します!
3月にバシバシ剪定した、「津軽」です。
リンゴの花。
とてもかわいらしい、癒されますねえ。
こちらも剪定しまくった、「ふじ」です。
気休め程度に木酢液を薄めて散布する程度、あとは特に手を加えていませんでした。
花は毎年咲くようになりましたが、虫に食われて無残な状態になってしまいます。
こんな感じです。
これはまだ軽い方で、ひどいのはでこぼこになります。
プロの農家さんに聞いたところ、芯くい虫という虫が実の小さい時期に入って、でこぼこの状態にしてしまうので、早い時期に袋をかけたらいくらかは防げるよ、というアドバイスをいただきました。
これは6月中旬の写真です。
この時期が勝負、と思いきりました。
まだサクランボほどの小さい実に、袋をかけることにしました。
市販の専用袋です。
口には細い針金が入っていて、絞って固定できます。
実をつつんで・・・
針金で枝に固定します。
8月下旬の写真です。熟したころカラスなどにやられないように(過去にやられたことがあります!)細かいネットで蔽いました!
台風があり、「津軽」の方はあらかた実が落ちてしまったのですが、「ふじ」はしぶとく残ってくれました。
実が大きくなり、袋が破けてきました。
守られながら、リンゴが大きくなりました。
ふじはリンゴの中でも収穫が遅いのだそうです。
11月初旬、オヤジんちのふじもぎりぎりまで待って、収穫しました。
斑点は見られますが、何とか食べられそうな感じです。
20個ほど収穫できました!
ほんとはもっと成っていましたが、袋をかけきれなかった実にはもれなく虫が入って無残な状態に・・・。
袋をかけたことで、だいぶ害虫から守れたようです。
見た目はいまいちですが、感無量です!