6月に入り、ハウスに植えて早獲りを目指していた野菜が収穫の時を迎えました。
露地の畑をまだ作り上げている最中で、毎日やること考えることの多いオヤジですが、収穫期の始まりは、何にもかえがたいうれしい出来事です。
農薬も化学肥料も使わずに野菜を作っているおやじにとって、野菜は育てるものではなく、自らの力で育ってくれる存在です。
そしてオヤジは、その野菜が育つおうちを用意するのが仕事。
植物は、人間がコントロールできるというのは幻想で、コントロールできるものであってはならないのだ、と思います。
その植物が今年も立派に成長を遂げてくれました。
命の営みに、感謝感謝、です。
現在の、ハウスの様子です。
左手前にあった、温床は先月中旬に苗の露地定植を終えた後、撤去しました。
そこに新しく、3本の畝を作ってあります。
3本のうち、ひとつは、ゴーヤです。
南国の作物なので、暑くならないと育ちません。
種から育苗し、しばらくハウス内に置いていましたが、タイミングよく定植できました。
こちらもタイミングよく定植できた、オクラです。
スーパーでは、高知県産のものをよく見かけますが、北海道でも作れますよ~!
まだ寒い時期に種蒔きした、大根が大きくなっています。
最近低温が続いていたので、焦って収穫しなくてすみました。
ハウスの中は温度が高いので、ほっておくとスが入りやすいのですが、今年はだめにならずに収穫できました。
スーパーのものに比べれば小さいですが、充分な大きさです。
何より、農薬がかかっていないので、葉っぱや皮もすべて使えます。
今年初めて植えた、固定種のナスです。
種どりできるのです。
とても愛おしいです。
ズッキーニです。
いちばん成長が早く、いちばん収穫が早い作物です。
これで長さ20cmくらい。
この大きさで収穫します。
ズッキーニの雄花です。
毎朝の日課は、受粉です。
雄花の花粉を手に取り、
雌花のめしべにつけてやります。
ウリ科の花粉は30度以上では受精しにくく、朝のうちにこうやって受粉してあげるのが日課になります。
キュウリです。
品種は「黒サンゴ」。
お気に入りの品種です。
いぼいぼのきゅうり、見るだけでワクワクです!
ブロッコリーとキャベツは露地の早植えのもの。自家製のとれたての野菜が味わえるのは、とてもありがたいことです。
ミニトマト以外の野菜はすべて自家製です。
さあ、自給自足っぽくなってきましたね!